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五穀豊穣の地・伊勢で醸す
美しい酒

河武醸造は、伊勢神宮のお膝元である
三重県多気郡多気町にある小さな蔵。
味噌・醤油など麹由来の食品全般を造っていた
ことから「醸造」の名を冠しています。

蔵があるのは、紀州街道沿いの山里。
伊勢神宮 外宮の豊受大神宮の禊川である宮川と、斎宮の起源とされる倭姫命(やまとひめのみこと)に所縁ある櫛田川に挟まれた、緑豊かな場所です。

窓辺に花を飾るように

特別な日に食べるご馳走は、もちろん美味しい。
けれど毎日を少しだけ豊かにしてくれるモノも、
人の営みには大切です。

私たちの酒は、例えるなら窓辺に飾る花や、
一粒真珠の耳飾り。

身近なものだからこそ、手に取りやすく。
身近なものだからこそ、上質に。

ハレの日もケの日も、いつも、いつでも。
変わる社会のなかでも、この志は変わりません。

自然の美しさを育て、届ける

麹菌という、目に見えない生物の力を借りて造る酒。
醪が発酵して泡立つ姿は、生命の神秘すら連想させます。

まるでひとつの生命を育てるように、
手間を惜しまず、時間を重ね、心血を注ぐ。

四百年を越え向き合いつづけ掬い取ったのは、
酒造りに秘められた「美」。

その美しさをさらに育て、
太陽神・天照大神がほほえむかのごとく
大きな光にしていくことで、
自然のなかに宿る「美」をお届けします。

時をこえ、輝きつづける

「いつまでも新しく、清浄であること」を尊ぶ
「常若(とこわか)」の思想。
私たちはこれを伊勢神宮最大の神事、
式年遷宮に学んできました。
式年遷宮は、1300年にわたり繰り返されてきた神事。
20年に一度造り替えられる社殿で、
永遠に変わらない祭事が行われることに大きな意義があるとされます。

伝統を受け継ぐために、つねに新しく、瑞々しくあること。
川の流れのように淀みなく、清浄であること。

この思想のもと造った酒は香り、味までも澄み渡り、
清らかな輝きを放ちつづけるでしょう。

年月を経るほど美しい。
常若の輝きを、どうぞあなたの舌で確かめてください。

河武醸造の美学